エンジニア職で身に付いたスキルとは??
自動車整備士からキャリアをスタートし業界職種問わず転職を繰り返し30歳で10回転職をし、今は営業職として働いている転職マラソンランナーのkiddoです。
今回の記事では
エンジニアのスキルは他の職種で役に立つの?
このような悩みに対して記事を書いていきます。
私の経歴としては、社会人経験10年で10社の会社を渡り歩いてきました。
自動車整備士2年、メーカー系のフィールドエンジニア1年、営業職が合計で6年。
技術職と営業職どちらもそれなりに経験してきました。
結論を先に申し上げると、エンジニアで身についたスキルは営業職でも役に立つ!
それでは最後までご覧ください。
エンジニア職で身につけてたスキル

自動車整備士とフィールドエンジニアと経験してきましたが、その中で身につけてきたスキルについてお話していきます。
どちらにも共通して身につけてきたスキルの中で、特に実感したスキルを3つ挙げました。
・現場での対応力
・商材に対する専門知識
・わかりやすく説明するスキル
それでは一つずつ解説していきます。

現場での対応力
これは私がフィールドエンジニアをしていて何度も泣きそうになったことです。。。
医療機関に機械の修理で訪問した際に、事前に聞いた内容である程度の修理範囲の目星は
つけていくことが多いです。ですが、想定通りにいかないのが現場です。
修理をする方はご存知だと思いますが、修理中に別の個所を破壊したり、そもそも目星を
つけていた部分と違ったりと、沼にはまることはしょっちゅうあります。

僕の場合、夕方から修理で客先に入ったものの、沼にはまってしまい
なんと24時を超えてまで修理していたこともあるよ。。。
あの時は何度も逃げたくなった。
ところが客先では誰も助けてくれない。。。医療機関なので時間も限られている。。。
自分で解決するしかない!
そのような経験で培ってきたのが、現場での対応力です。
これを身につけるにはとにかく経験と慣れしかありません。
たくさん現場に入って、たくさんトラブルに見舞われながらトラブルを解決した数だけ成長できます。
経験を積めば積むほど、多少トラブルが発生しても動じません。
これは営業職に変わりましたが、商談中にトラブルが発生しても余裕をもって対処できるようになりました。

10人くらい役員の方々がいる前で、システムのデモをする機会があったんだけど、先輩にデスクトップを変えられていて外国人の待ち受けが大画面に映し出さたときは正直焦ったけど、、、多少のトラブルは気にしなくなったよ!
当時は現場の入るのが本当に嫌でしたが、今となったらいい経験だったと感じています。
現場での対応力はどんな職種でも必ず役に立つ
とにかく現場でたくさん失敗し、失敗に慣れよう!
商材に対する専門知識
とにかく対象の商品に対する理解が深まります。
自動車だと実際に整備をすることで、その車の細かな特徴や普段目にしない部分を
見ることになるため、良いところも悪いところも含めて詳しくなっていきます。
エンジニアを経験することで得た知識は営業活動をするうえで大きな武器になります。
車の営業マンでも「ずっと営業です」より「5年ほど整備士をしていました」といった経歴をもつ営業マンのほうが頼りになりますよね?
良いところも悪いところも含めて詳しくなっていきますので、この経験を活かせるかは本人次第の部分もありますが、エンジニア→営業職といったキャリア転向もおすすめです!
エンジニアで得た知識は営業活動をするうえで大きな武器となる
わかりやすく説明するスキル
わかりやすく説明するって難しいですよね?
相手に伝えたいことが伝わっていないと意味がありません。
エンジニアの業務の中には「お客様への説明」があります。
先ほどの章と近い話になりますが、エンジニアをしていると専門知識がついてくるため
お客様との知識の差が大きくなります。
なので専門知識をかみ砕いてお客様に説明をしていくスキルが必要になります。

僕は逆に専門知識を披露していったほうがいいと思っていて失敗したよ。
難しい言葉を使ったほうが詳しいと感じてもらって、信頼性も上がると思っていたけどそんなことなかったね。
どんなお客様にも伝えることができれば一番だよ!
説明をするうえで私が最初にしたことは部品の役割を身近なものに例えて説明していました。
・エンジンオイル→血液
血液が汚れていると体によくないですよね
・タイヤ→靴
靴の底が減ってくると、雨ですべりますよね
といった具合です。
最初は「あなたは何をいっているかわからない」とお客様に言われたこともありましたが
お客様目線を意識し続けることで少しずつ伝わっているような実感を得ることができました。
営業職となった今でも常に「お客様目線で」を意識できていることはエンジニア経験で
失敗したことが大きな要因になっています。
常に「お客様目線」を意識しながら説明。
専門知識を身近なものに例えることで、わかりやすい説明になります。

まとめ
今回の記事を通して、一見すると関係のなさそうなエンジニア職と営業職の意外な共通点と、職種を超えて活かせるスキルについてお伝えしてきました。
「現場での対応力」「商材に対する専門知識」「わかりやすく説明するスキル」の3つは、どの職種でも武器となる重要な能力です。
キャリアは直線的である必要はありません。
むしろ、異なる職種を経験することで、自分の引き出しを増やし、多角的な視点を手に入れることができます。
私自身、10回の転職を通じて学んだのは、一つの職種にとどまらず、常に学び、挑戦し続けることの大切さです。
職種は単なる通過点。あなたの成長と経験が、本当の価値を生み出すのです。次回の記事では、今度は営業職で培ったスキルについて掘り下げていきます。
では、次回の記事で。
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